不定愁訴と書いて「ふていしゅうそ」と読みます。 これは、主観的な自覚症状は強く生じていても、愁訴に対して十分な診察や医学的な検査をおこなっても客観的な所見に乏しく、原因となる病気が見つからない・医学的には説明できない症状・状態をさしています。 「MUS(Medically unexplained symptom)」と呼ばれることもあります。...
おはようございます。 Higuchi鍼灸院の樋口です。 当院も開業から4年目を迎え、開業当初から書きためたblogを振り返っていると、開業当初、我ながらなかなかしっかりとした内容の記事を書いているなと(笑) ということで、過去のblogも紹介しながら、今現在の当院の状況、私の考えて等を交えていければと思っております! (以下、2017年9月8日投稿)...
片頭痛は鍼灸師にとって、よく遭遇する症状の一つです。 多くの方は慢性的な症状に悩み、症状が強い方は内服薬の服用(トリプタン製剤など)をされております。 片頭痛の病態として、以下の特徴があります。 ・ズキズキと脈打つような感じ(拍動性)の頭痛が繰り返し起こるが、脳の検査をしても異常無い。 ・女性に多い。...
今回は関節の動きに関して、書いていきたいと思います。 関節は「可動域」といって、関節構造によってそれぞれ標準的な、動く範囲があります。 膝は曲げ伸ばし動作が主で、動きが限られています。
デスクワークに関して、 パソコンが主流になる前の40年くらい前と現代社会とを比較して考えてみました。 まず昔のデスクワークというと、 今と比べ書字動作、つまり字を書く頻度が物凄く多かったと考えます。...
「肩こり」というと、みなさんすぐイメージがつきますよね。 でも肩こりって、「この症状が肩こりです!」という明確な定義はないんです。 ざっくり、 「後頭部から肩、肩甲骨にかけて筋肉の緊張を中心とする、不快感、違和感、鈍痛などの症状・愁訴」 とされていて、ここから連想できるのは、 僧帽筋領域だなと。 ただ、僧帽筋は表層の筋肉なので、...
今日も昨日に引き続き、足のお話。 昨日のブログでもお話していた3つにわかれる足の型について、お話していきたいとおもいます。 以下の絵は皆さんご存知だと思います。
こんばんは。 今日はシューフィッターとしてブログを書いていきたいと思います。 さて! 人間が人間たる所以は、二足歩行を獲得し手を自由に使えるようになったことです。 また二足歩行による直立のおかげで、口腔空間も広がり言語も獲得したと言われており、そういった意味では、人は足から進化したといっても過言ではありません。...
今日は、昨日の内容と関連した内容になります。 実際に写真で見ていただくとイメージがつきやすいです。 (お目汚しで申し訳ございません…。どうしても脊柱のラインをみせるには仕方ありませんでした…。)
高齢の患者さんで転倒経験のある方は、お話を伺ってみると割合と多いです。 転倒は場合によっては、骨折などにより最終的に生活機能の低下を引き起こし、寝たきりの要介護状態になることもしばしばです。 また,転倒して実際には怪我をしていなくても転倒への恐怖感を感じるようになり,自身で歩けるにも関わらず歩行に障害を要する、 「転倒後症候群」...