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尊敬します。その2

そうです。祖母です。
私の祖母は大正10年生まれの96歳です。
本当に元気です。すごいです。人間の老化にこんなにも逆らえる人がいるんだと。
「生きてるだけで丸儲け!」
この言葉を検索すると、明石家さんまさんの名言で出てきますが、
先日ばあちゃんも同じ事をいっておりました。
 
96歳でピンピンしている方に言われると、トンデモナイ説得力。
 
また僕の人生で聞いたジョークの中で、一番おしゃれなものは祖母が傘寿(さんじゅ)のお祝いの時いった言葉。
「サンジュ―ベリーマッチ」
 
日本のならではのお祝いである傘寿を英語にかけて放ってくるあたり、たまりません。ひとたまりもありません。
そのユーモア、自分の人生で尊敬できる人を挙げろと言われれば、間違いなく不動の一位です。
さらに、70歳過ぎてから始めたフラダンスも90歳過ぎれば歴は20年。
プロ野球選手の歴20年と言えば大ベテラン。
今は多少足腰弱ってきましたがそれでも、その辺の60-70代と変わりません。
そんな祖母、あの浪越徳治郎に直接指導を受けた指圧師なのです。

「指圧のこころ~ ははごころ~ おせば命の泉わく~」

「わーはっはっは!」

 

という笑うまでがセットのキャッチコピーでおなじみの方です。

注)今ではこの人がそのカテゴリーにいますが、浪越先生が、先駆けです。笑

 

 

指圧を仕事にしていたわけではないのですが、素晴らしい技術を持っております。
80代後半のとき鍼灸師、指圧師免許取り立ての時にやってもらいました。(お前がやれよ笑)

 

ばあちゃんが指圧師と知ったのは鍼灸師と按マ指師の免許を取ってからのお話。
それまでは指圧の「し」の字も聞いていませんでした。
両親・兄弟ともに、この業界関係ないとすれば、覚醒遺伝なのかしら笑。
 
祖母の場合はフラダンスというのが生活の柱があり、健康を維持してきました。
皆さんにとっての健康維持の方法は何でしょうか?
自分自身早く「生きてるだけで丸儲け」と言える鍼灸師、もしくは人間になりたいと感じ、祖母を尊敬してやまない樋口でした。

 Higuchi