今日は治療についてです。
僕たち鍼灸師の仕事は、
患者さんの痛いところを探して、
痛いところに鍼を打つ。
あ～そこそこ！
という感覚があるほど効果は高いです。
言葉にすると簡単ですが、
冒頭の画像の様に、筋肉の線維走行を考え、その線維走行に対して垂直に打ち、何度か患部になる筋へ刺した鍼の深さを変えながら患者さん自身の反応、筋肉の反応をみます。
これを、スッと患者さんの欲しいところへ手が行き、パッと鍼が届く。
シンプルながら最高の治療だと考えます。
当然、その背景にはきっちりとした解剖学的な理解やあらゆる鑑別方法を把握することが必要になります。
最近思いますが、背景って患者さんにとっては当たり前のことでわざわざこちらから言わなくても、聞かれたときにきちんと答えればいいことなんですね。
だからこそ日頃から、一人一人治療させて頂いた患者さんを振り返り、イメージして次の同じ症状でお困りの患者さんに、より精度の高い治療を提供する。
こんなシンプルな繰り返しが名人への近道なのかなと思います。
絶賛コツコツ積み重ねて、皆様をお待ちしております。
Higuchi
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