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下位交差性症候群

 今日は、昨日の内容と関連した内容になります。


実際に写真で見ていただくとイメージがつきやすいです。


(お目汚しで申し訳ございません…。どうしても脊柱のラインをみせるには仕方ありませんでした…。)

おそらく多くのオフィスワーカーが、通勤時、仕事中、この胸椎後弯の姿勢になり固まっていると思います。



これ上半身は以前にもお話した、「上位交差性症候群」の姿勢です。



ディスプレイを見ようと顔、頭が前に行けば、その分だけ胸椎は後にいきます。

詳しくは過去のblogを要チェックです。

 

 

 

 

さて、次は先程の座った姿勢から、

 

 

そのまま立った姿勢が以下の1枚目の画像です。

 

 

 

2枚目が、最近当院でもよくいらっしゃるの患者様に多い姿勢の画像です。

 

 

1枚目と比較してみて下さい。

 

 

下位交差性症候群を見る上で、どこに着目すれば良いかわかりますか?

 

 

 

 

「ベルトの傾き(骨盤の前後傾)」

 

 

です。

 

 

そもそも、下位交差性症候群というのは、腰-骨盤のところで短縮している筋肉と伸長している筋肉が交差して存在している、というものです。

 

 

 

2枚目の骨盤前傾した(ベルトの前が下、後が上になっている)状態こそ、下位交差性症候群です。

 

 

1枚目は、完全なるおじいちゃん姿勢で、

 

 

胸椎後弯、骨盤後傾、膝屈曲位で、この姿勢は加齢による廃用が進んでくるとよくお見かけ致します。

 

 

加齢による軟部組織(筋肉、腱、靱帯、関節包、脂肪体)が劣化したゴムの様に柔軟性が無くなり、伸長もできないし、弾力がないため筋力も発揮できない状態といえます。

 

 

ここから軟部組織の柔軟性を取り戻し、若々しい締まりのある良い姿勢を作っていくのは中々困難な課題になります。

 

 

ですので、まだ修正の利く若いうちに治していく必要があります。

 


表を参照してもらうと、

 

 

短縮筋=弛緩させた方が良い筋

(鍼治療等ゆるめた方がよい筋)

 

 

伸長筋=収縮(緊張)させた方が良い筋

(エクササイズ等のトレーニングで締めた方がよい筋)

 

 

となります。

 

 

当院では鍼とエクササイズで胸椎の可動性を改善します。

 

 

この姿勢が改善したら年齢が10歳は若返ります。それくらい、胸椎から腰-骨盤は若々しくいるために大切な箇所です。

 

 

エクササイズに関しては明日以降ご紹介致します😊

 

 

以上、今日は携帯でblogを作成したため、ごちゃごちゃでまとまりのない感じになっちゃいました。

 

 

こんなところでお許しを。

 

 

ちゃんちゃん。

 

Higuchi